宮古島からフリマアプリで発送作業をしていると、避けて通れないのが**「本土との絶望的な物流感覚のギャップ」**です。
先日、売れた商品を発送するためにヤマト運輸さんの営業所へ向かいました。そこで受付の方から笑顔で告げられたのは、驚きを通り越して乾いた笑いが出る一言。
「あ〜、これね。今、海が荒れてるから、届くまで2〜3週間は見ておいてくださいね(ニコッ)」
2〜3週間……!もはや配送というより「ちょっとした遠征」レベルです。しかし、冬の宮古島ではこれが物理的な限界であることを、私たちは知っています。
当然、商品説明欄には**「沖縄発送のため、船便になった場合は配達に日数がかかる」**と明記済み。その上で、現状をメッセージで伝えたのですが……返ってきたのは、冷ややかなお叱りでした。
「あまりにも遅すぎるので、こちらで確認します」
こちらで確認したところで、相手はヤマトのドライバーさん。ドライバーさんに詰め寄ったところで、波を止めることはできません。
本島とは違う「宮古島ならでは」の絶望
本土の方にはなかなか伝わりませんが、同じ沖縄でも「那覇」と「宮古島」では物流の次元が違います。
宮古島からの荷物は、必ず**「沖縄本島」などの中継地点**を挟みます。
宮古島から船に乗る(ここで時化たらアウト)
沖縄本島に到着し、本土行きの船に積み替える(ここでも時化たらアウト)
本土の港に到着後、ようやく陸路の配送網へ(雪や交通事情で遅延の可能性)
つまり、宮古島から出るためのハードルに加え、本島での積み替え待ちが発生します。どこか1箇所でも時化れば、本島発送よりさらに数日、運が悪ければ1週間単位で遅延が上乗せされるのが離島の宿命なんです。
結論:低評価は「冬の沖縄の勲章」
商品説明に書き、配送状況を伝え、事実を説明しても、この「多重中継と自然の理不尽」を理解できない層は一定数存在します。「遅すぎる」という理由でつく理不尽な低評価は、もはや**「沖縄の厳しい自然と共に生きている証(勲章)」**だと思って諦めるしかありません。
もしあなたが沖縄(特に離島)から何かを買うときは、説明文をしっかり読み、「届いたらラッキー」くらいの広い心で待っていてください。
そして、理不尽なメッセージを受け取った離島の発送者の皆さん。
そっと窓の外の荒ぶる海を眺めて、心の中でこう呟きましょう。
「無理なもんは、無理!」


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